額縁に飾りたい言葉
2005年 08月 19日
by冴島翠、「天使なんかじゃない」より抜粋でございます。
この言葉は、作品中でヒロインの冴島翠が、友人のマミリンこと麻宮裕子に「私は冴島翠みたいになりたい」と言われたことを受けて言った言葉です(ふきだしの中の言葉ではないので、正確には言ったわけではないですけど)。
その後には、「どんなに落ち込んでいても、その言葉を思い出せば元気になれるような、そんな言葉」と続いた気がします。手元に本がないため、細部は違っているかもしれませんが、だいたいあってはいるかと。
いいですよね、そんな言葉。
かく言う私にもそんな言葉は一応あります。
それは思い返すに二年前の成人式の日。
京都に行った友人が成人式には帰ってくるというので、自分は式に出る気はないくせに地元に帰り、式の後に落ち合い、しばらく喫茶店で話をしました。
しばらくといっても、一年半ほど会っていなかった憂さを晴らすが如くに、店を変えたりもしながらたっぷり四時間話し込みました。
その友人は、「ああ、こいつにはかなわんわ」と思わされた数少ない友人の一人で、高校の時分から尊敬に近い念を抱いていました。
気が合うと同時に敬意を払えるという実に稀有な人間です。
たぶん将来はノーベル賞をとってくれることでしょう。
ま、そんな彼なんですが、話し込んでいるときにぽろっと発した言葉。それは
「山田の10年後が楽しみだよ」
です。
軽く涙目になりましたよ。
自分が尊敬している人に、将来が楽しみだと言われる喜び、嬉しさ。含意としての、「10年後も当然のごとく関係が続いている」という前提。
それらを瞬時に理解したわけではないですが、その言葉を聞いた途端に心がぱぁっと明るくほっこりしました。
そして、10年後にもその友人が胸をはって「友人です」と紹介できる人間になろう、と強く思いました。
そんな私の額縁に飾りたい言葉。たぶん生涯飾られ続けることでしょう。
この言葉は、作品中でヒロインの冴島翠が、友人のマミリンこと麻宮裕子に「私は冴島翠みたいになりたい」と言われたことを受けて言った言葉です(ふきだしの中の言葉ではないので、正確には言ったわけではないですけど)。
その後には、「どんなに落ち込んでいても、その言葉を思い出せば元気になれるような、そんな言葉」と続いた気がします。手元に本がないため、細部は違っているかもしれませんが、だいたいあってはいるかと。
いいですよね、そんな言葉。
かく言う私にもそんな言葉は一応あります。
それは思い返すに二年前の成人式の日。
京都に行った友人が成人式には帰ってくるというので、自分は式に出る気はないくせに地元に帰り、式の後に落ち合い、しばらく喫茶店で話をしました。
しばらくといっても、一年半ほど会っていなかった憂さを晴らすが如くに、店を変えたりもしながらたっぷり四時間話し込みました。
その友人は、「ああ、こいつにはかなわんわ」と思わされた数少ない友人の一人で、高校の時分から尊敬に近い念を抱いていました。
気が合うと同時に敬意を払えるという実に稀有な人間です。
たぶん将来はノーベル賞をとってくれることでしょう。
ま、そんな彼なんですが、話し込んでいるときにぽろっと発した言葉。それは
「山田の10年後が楽しみだよ」
です。
軽く涙目になりましたよ。
自分が尊敬している人に、将来が楽しみだと言われる喜び、嬉しさ。含意としての、「10年後も当然のごとく関係が続いている」という前提。
それらを瞬時に理解したわけではないですが、その言葉を聞いた途端に心がぱぁっと明るくほっこりしました。
そして、10年後にもその友人が胸をはって「友人です」と紹介できる人間になろう、と強く思いました。
そんな私の額縁に飾りたい言葉。たぶん生涯飾られ続けることでしょう。
by yamada-07
| 2005-08-19 23:09
| 雑記