by yamada-07
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ひょんなことから

日本語の不思議な用例シリ~ズ。

今日は皆さんの疑問に答えるべく、番組への投書の中からうそちくを選びたいと思います。
さて、その幸運な読者は、東京都にお住まいの山田さんからです。

思いがけないさまを表す言葉、「ひょんなこと」の『ひょん』てなんですか?

はい、いい質問ですね。

まずはさくっと答えから言ってしまいましょう。
『ひょん』とは実は妖怪のことです。正式には『緋耀雲(ひよううん)』と書き、字の表すとおり、赤く発光する煙状の妖怪です。
この妖怪が人間の前に姿を現すと、その人間を取り巻いている状況に何らかの変化が必ずもたらされます。例えば自分のかかっていた、あるいは家族のかかっていた病気が快方に向かったり、逆に亡くなってしまったり、富くじに当たったり、商売が繁盛したり、子供が事故にあったり、親戚が火事にあったり等等。幸不幸を問わず、予想もしなかったようなことが起こるのです。
このため、思いもかけないことを表す言葉として「緋耀雲の如きこと」ということが言われるようになりました。それがなまって、現在の「ひょんなこと」という風に使われているのです。

余談ですが、このように妖怪が使われている言葉に「件(くだん)のごとし」というものがあります。
これは体が牛、顔は人という姿をした妖怪(これも漢字の通りです)で、姿を現すと、これから起こることを予知して喋り、最後に「くだん」と声を発して姿を消すことからそう呼ばれています。
この「くだん」が予知することは決して外れることはなく、そのため、今言ったことが全て正しいことを保証する意で、「よって件の如し」というのです。

東京都の山田さん、これで合点してくれたかな?


プロテインだね~。


さあ、みなさんもどんどん日頃疑問に感じていることを送ってみてね。DJ山田の気が向いたらでっち上げるから。
じゃあみんな、アディオス☆
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by yamada-07 | 2006-02-28 19:58 | うそちく