by yamada-07
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彼女について

昨日一緒に飲んだ女の子について。

馬場にある音楽の専門学校に通う19歳。四月から専門二年生。九州から上京、親から二人姉弟で親から仕送りはもらわず、もらっている奨学金10万円は全て分割払いの学費へと消えていく。バイトは週に二度ほどしか入っていないため、月に稼ぎは三万程度。しかし、早稲田のインカレのバスケサークルに入っているため、飲み会、合宿などの遊興費は人並みに財布から出て行く(実際今日から合宿とは名ばかりのスノーボードに行っているらしい)。幸い今下宿している寮では朝食夕食が出るので、食事に事欠くことは早々ないようだ(それでも長期休暇の時期になると食事が出なくなるらしい)。
専門学校なので、暇を持て余している大学生と違い、朝は七時には起き、学校も四時過ぎまであり、さらには授業時間外にするべきことも多い。長期休暇の途中でもイベントの準備のために学校に来なければ行けないこともよくあるという。そのためバイトにもあまり入れず、金欠が解消される見込みは今のところない。

しかし、それでも、あるいはだからこそ、彼女は毎日をアクティブに過ごしている。学校に行って、サークルをして、バイトをして、彼氏と遊んで、友達と遊んで。聞いてる私がくらくらしてしまうほどの行動量である。

彼女曰く「私に与えられた学生の時間は二年間しかないんだし、社会に出たら自由にできる時間はすごく少なくなってしまう。だから、学生である今のうちに学生らしいことをいっぱいして楽しんだ方がいいでしょう」と。

今まで似たようなことを言う人間(すなわち、「学生のうちにできること云々」、「楽しいことをしたい云々」)はしばしば出会ってきた。人とのコンタクトがあまりない非社交的な私の交流関係の中でも、少なからず聞かれてきた発言だ。しかし、それをきちんと覚悟した上で実行してきている人間には初めてお眼にかかった気がする。これまで出会った連中は結局のところすねっかじりの半端ものばかりで、何もやることがないから「学生らしく」だの「楽しいことをしたい」だの、ある種抽象的で響きのいい言葉に逃げ込んでいるように思われた。自分で何も背負うことはなく、自由と無責任を履き違えて遊んでいる。そんな感じ。社会に出た後に学生時代遊んでいたことを後悔して、『大学時代はなにもしてこなかったなぁ』って言いそうな、そんな感じ。

どうやら青春を謳歌するにも覚悟と心意気が必要なようだ。それを昨日教わったような気がする。
久々に人から感銘を受けたな。新鮮。
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by yamada-07 | 2006-03-24 01:21 | 駄文