by yamada-07
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10年ぶりの快挙

昨日の話ですが、実に10年ぶりに誰かから私個人を表彰されてきました。

ことの起こりは、私のバイト先。私が大学一年の秋から働いている「えん」という店には「おすすめ料理」というシステムがあります。これはどういうものかといえば、各店舗のスタッフが自分で料理を考え、作り、それが会社本部の人間や店の料理長らによる審査を通ると、一ヶ月間お店のメニューに採用されるというシステムなのです。
「えん」は東京周辺におよそ20店舗。各店が毎月7品目のおすすめを出品。ざっと1440種のおすすめ料理が一年間に考案されるのです。
そして、私が三年目にして始めて作ったおすすめ料理、その名も「春キャベツと牛肉の塩バター炒め」が、馬場店の3月のおすすめ料理として採用されました。それだけでもかなり意外なことだったのですが、それだけではありません。作った当の本人の予想を遥か斜め上にぶっちぎり、相当数のオーダーをもらう塩バター炒め。多い日には一日に10丁以上のオーダーが入り、考案者の贔屓目をさっぴいても、3月でもっとも売り上げを稼いだ商品の一つだと思われます。

少し話が変わりますが、「えん」の母体である株式会社BYOでは、毎年年度末に表彰式を行います。なにを表彰するかといえば、その年度で予算を達成した店舗、各店舗からエントリーされるフロント(会計)、バーカン(ドリンクを作る人)、デシャップ(キッチンとホールの橋渡し役)で優秀だった人間(主にバイト)、総合的に優秀な収益をあげた店舗などですが、その中に「おすすめ料理」部門があります。おすすめ出品数がもっとも多かった人間が「最多おすすめ出品賞」として、各店舗で通年考案されてきたおすすめ料理の中から一品エントリーし(つまり約20品目のエントリー)、その中から優秀な4品目が「優秀おすすめ賞」として表彰されるのです。

ここまで書けばもう察しもつくでしょうが、私の塩バター炒めがなんとまあ「優秀おすすめ賞」に輝いてしまったのです。
そのあまりにシンプルなつくりに、料理長からは「肉野菜炒め」だの「A定食」だのと揶揄されていましたが、それでも料理をエントリーしてくれているあたり、うちの料理長もお茶目な人です。

とまあそんなわけで、昨日の午後に会社のある池袋に行って表彰されてきました。上にも書きましたが、私個人が表彰されるなんて10年ぶり。おそらく小学六年のときの校内カルタ大会で優勝した時以来です。作法がすっかりうろ覚えでずいぶん泡を食ってしまいました。おまけにその場で受賞者からのコメントを求められ、テンパリ具合はマックスを記録しました。人前に出るの苦手なんですから。
とまれ、そこで賞状と金一封、さらに今月の給料の中に3000円上乗せされるとのこと。うはうはです。さっそく今日で金一封の8割が吹っ飛びましたが。

しかし、実際に私が考えた料理とお客さんの前に出された料理は、ずいぶんと違いがあります。本当は入れていた新たまねぎを無くされ、キャベツのボリュームを増やされ、お皿を変えられ、天に花鰹を乗っけられ、見た目だけで言えばほぼ別の料理です。基本のアイデアを採用され、細部は料理長により相当改良された形になってます。まあどう考えても「改良」なんで、文句の言いようもないんですけどね。

しかし、青天の霹靂というか棚から牡丹餅というか、まさに春の椿事でした。今年度はいい年になりそうです。あるいは思いもよらない年になりそうです。
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by yamada-07 | 2006-04-05 19:43 | 日記