by yamada-07
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卒業不可

3年生が卒業できない恐れ-世界史授業せず、高岡南高


ですって。

そんな高校一年から受験に集中してどうするんざんしょか。

要望を受け入れる学校も学校だけど。

そもそも、学校側がこのような要望を受け入れたということは、学校側自身が高校教育を大学受験までのワンステップにすぎないと認めたってことですよね。教養的な知識を幅広く生徒に身につけさせるよりも、大学受験に特化した知識を詰め込ませるほうがいい、って。

以下は学校教育法第42条よりの抜粋。高等学校教育の目標についてです(ちなみに高等教育と高等学校教育は別物です)。

1.中学校における教育の成果をさらに発展拡充させて、国家及び社会の有為な形成者として必要な資質を養うこと。
2.社会において果さなければならない使命の自覚に基き、個性に応じて将来の進路を決定させ、一般的な教養を高め、専門的な技能に習熟させること。
3.社会について、広く深い理解と健全な批判力を養い、個性の確立に努めること。

受験に特化することが、国家及び社会の有為な形成者として必要な資質を養うことになったり、一般的な教養を高めたり、健全な批判力の養成や個性の確立の寄与するとは思いませんがね。
将来の進路(大学受験)は決定されるかもしれませんし、専門的な技能(受験知識)に習熟はするかもしれませんが。

調べてみたらこの高岡南高校、偏差値63(「ももたろう」のHPより)の、進学校と呼んで差し支えない学校です。この一例だけを取り出して論じるのも乱暴な話かもしれませんが、全国の進学校ってのは程度の差はあれどこもこんなものなんでしょうか。肩を竦めるしかありませんね。

教師陣たちはなぜこのような履修要綱を進めたのでしょうか?現行の教育法を知らなかったのでしょうか?どうとでもごまかせると思ったのでしょうか?ならばなぜこの事態が発覚したのでしょうか?教育委員会に提出していた書類上では、ちゃんと二科目の申請をしていたというのに。

果たして生徒たちはどういう反応をしているんでしょうか。受験勉強追い込みの冬休みに、受験では間違いなく使わない科目を勉強しなければならないというのは、自業自得が少しはあるとはいえ、かわいそうな話です。その正否はどうあれ、昨今の社会状況では、高校の初期段階から受験勉強に絞っていきたいというのはわからない話ではありません。私は真っ平ゴメンですけど、そう考える貧困な想像力の存在を許さないほど狭量ではありません。
しかし、そんな生徒の考えがあっても、「それをやっちゃうとそもそも卒業ができないよ」と、至極当然の理路を説いてあげるのが教師の役割のはずです。「受験勉強に集中したいのはわかるけど、やるべきことはやってからにしてね」と。
まったく、よくこんな教師がいる学校が進学校面をしているものです。滅んでいいんじゃないですかね。いっそ富山ごと。


蛇足。高山岡南高校の偏差値を調べたHP。爆笑です。突っ込みどころ満載です。子供の教育云々を説いていても、最終的に具体的な金の話になるところなんて、笑い無しには読めません。以下、突っ込みどころを抜粋しつつ突っ込んでみます。

(使用者からのお便り)
>息子は、新しいテレビゲームを常に欲しがり、その度に買ってあげていました。
>そのような息子の金銭感覚と、我慢できない性格に不安を感じていました。
(突っ込み;俺が不安に感じるのはゲームを欲しがるたびに買ってあげるお前の金銭感覚だ。直したかったらまず買ってあげることをやめておけ)
>しかし、親子でこの教材に取り組んでいるうちに、息子に変化が起こったのです。

>「テレビゲームはいらないから、塾に行かせてほしい」さらに、
>「ぼくはお医者さんになってお金持ちになる」と言い出し、中学受験に積極的になりました。
>受験の合否がどうであれ、積極的になってくれたことがうれしいです。
(小学校の時分から「お金持ちになる」なんて子供が言い出したら、「人生にはもっと大事なことがたくさんある」と、こんこんと説教するべきだと思うが)


(全国の父母の悩み)

>・テレビばかりで宿題をしません。とにかく勉強が嫌いです
(お前さんは子供の頃そうじゃなかったというのだな?もしそうだというのなら諦めろ。なんせお前の子供だ)
>・集中力がありません。机に向かってもすぐにあきらめてしまいます
(「諦める」と「集中力」は別物だろう。身につけるべきはまず「忍耐力」だ)
>・友達が少なく、学校に行くのを嫌がるときがあります
>・小遣いをあげても、一日で使ってしまい、無駄遣いが直りません
(だから、まず小遣いをそんなにあげなきゃいいだろ)
>・いつも「できない」「わからない」と言い、全く自信を持ってくれません
(無根拠な自信しかなくて知ったかぶりをするよりは、よっぽどいい。自分の知識をひけらかすよりは、慎み深さの方がすばらしき美徳だ)
>・リーダーシップがなく、控えめで、損をしているように思います
(思えるだけだ。空威張りの無駄なリーダーシップなんか発揮されるより、控えめな方が深い感受性を得られると思うぞ)
>・何度注意しても、返事はするが、行動に移しません
>・人や物に対して、感謝の心がありません。もちろん、お手伝いもしません


(よくあるご質問)

>●「中学生は対象ですか?もう遅いでしょうか?」という質問をいただきました。
>教材の表現方法は小学校低学年の子供向けにアレンジしています。
>しかし、この教材は大人向けの内容もかなり含まれているため、中学生でも多くの気づ>きが得られます。
>ある利用者の声で、「子供のために購入したのに、母親の私まで勉強になりました」とい>う感想をいただいたことがあります。中学生でも決して遅くはありませんよ。
(それはつまり、母親が大人になれずに子供を生んでしまったということではあるまいか。な人間に子育てなんかできるか)


とまあこんな感じ。
ここなんで暇な人は見てみてください。こんな言葉にだまされる愚かな人間は本当にいるのかという気分になりますよ。
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by yamada-07 | 2006-10-24 20:34 | 雑記