by yamada-07
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職人の技

10/21付のテレビ東京の「日曜ビッグバラエティ」は面白かった。

メイド・イン・ニッポン 世界に誇る町工場の職人魂

八時をいくらか回ってから見始めたので、最初の特集(極小豆電球)は見逃してしまったのだが、それ以降のは全部見た。食い入るように見た。


5/1000mmのレベルで、自分の感覚だけを頼りに刃先の合わせをやすりで調節する職人。

一枚の金属製の円盤を、全身の力を振り絞りながらもmm単位の厚さで変形させていく職人。

ほとんどの部品を自分ひとりで手作りし、オーダーメイドの自転車を作り上げていく職人。


世界に誇る技術水準が、ぱっと見何の変哲もない町工場に隠れている。
ロケットに使われる部品なぞ、1/100mmの世界で誤差は許されないものだが、それを手作業で生み出してしまう熟練の技術には敬意を払わずにはいられない。この領域にコンピューターが入ってこられるのは、まだまだ先のことだろう。

しかし、コンピューターの分野では、逆にこのような熟練工、人間の感覚の精緻さになんとかして追いついていこうという努力が続けられているのだろう。それを考えても、また研究者たちの熱意には頭が下がる。
それでも個人的には、人間のそのような繊細にして大胆な感覚の世界は、永遠にコンピューターには追いつけないでいて欲しいと思ってしまう。

閑話休題、彼らに共通して見受けられたのは、並々ならぬ自分の仕事に対する誇りだ。
この仕事に関しては、絶対的に自信をもってクライアントを満足させる。その熱意と自負が、画面を通してぐいぐい伝わってきた。
あと、みんないい顔をしている。単純な美醜を飛び越えて、内面からにじみ出るような実に魅力のある笑顔を見せるのだ。これが自分の人生に誇りをもてる人間の顔なのだろうか。

まだそこまで絶対的に自負するものをもてていない自分は、彼らのような笑顔に憧れざるを得ない。
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by yamada-07 | 2007-10-21 22:13 | 日記