by yamada-07
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2007年 03月 15日 ( 2 )

ESより

ポプラ社のESに書いた、書評チックな物。割と気に入った文章なので転載。



最近読んだ中でおもしろかった本の作品名、著者名、
読者を増やすための推薦文を書いて下さい。(200文字~400文字以内)

伊坂幸太郎の小説「チルドレン」は、私が今まで読んだ本の中で、最も読後感が爽快だった作品です。この本は、帯の著者の言葉にもあるように、短編集のような長編小説で、一人の型破りな人物を軸に、過去と現在の二つの時間の流れの中でストーリーが展開されています。氏の長編作品には珍しく人の死なないこの作品には、全編を通じて軽やかさ、痛快さ、気楽さが漂っていて、ともすれば重苦しくなってしまうようなこと(例えば銀行強盗、盲目の青年、家族の不仲など)も、全くそんな気配を見せず「それがどうしたの?」と言わんばかりに穏やかに語られていきます。他の作品「重力ピエロ」の中の一節、「本当に深刻なことは陽気に伝えるべき」を実践しているかのようです。本文の一番最後のページ、本を読み終える最後にそのページを読めば、自分もその場面に居て穏やかに青空を見上げているような、ゆったりして、穏やかな、幸せな気分になれる、そんな本です。


興味を持ったら読んでみてね。本当にお薦め。
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by yamada-07 | 2007-03-15 02:41 | 日記

何日だっけ

しばらく放っておいたから日付がわかんないけど、最近買った本

敗戦後論/加藤典洋 ちくま文庫
小僧の神様・城の崎にて/志賀直哉 新潮文庫
ニッポンの小説 百年の孤独/高橋源一郎 文藝春秋
かなしき人形つかい/梶尾真治 光文社

たぶんこのくらい。

あ、池田なんとかっていううんこな学者の本もあったけど、あれほど不愉快になった本は今までなかったので、俺的に黒歴史化。新潮文庫の「新しい生物の教科書」。みんな買うなよ。あの本は本当にひどい。読んでてむかっ腹が立ってきた。なによりあんな本を買ってしまった自分に。
昔、同じくクソみたいなエッセイ買って、すさまじく後悔したのに。嗚呼……
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by yamada-07 | 2007-03-15 02:40 | 青春の一ページ