by yamada-07
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自由とはなんぞや

これが一つの答えなのか。


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見てるだけでガクガクブルブル。

死に方を選べというのであれば、これもいいかもしれない。
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by yamada-07 | 2006-09-05 21:38 | 駄文

いってきたよ その2

というわけで、扉一枚隔てたそこは、一切の光が存在しない吸血鬼のためのような国、Dialog in the Darkです。

実は私、今回の参加が二回目なので、その暗闇の暗闇っぷりについてはあらかじめ覚悟ができていました。しかし、他の七人は違うようです。皆、足を踏み入れ扉が閉められた途端「うわ!」、「えっ!?こんなに暗いの!?」、「怖っ!」などと驚きをもらしていました。いやそりゃそうだと思いますよ。一昨年の私がそうでしたから。
「暗闇で感覚を研ぎ澄ませる」がウリのイベントですが、まずは視覚が皆無の状態に慣れるのが第一の関門。とにかく恐怖が先行するんです。足元の状態がどうとか、周囲の音はなんだとか、どんな匂いが漂っているかだの、そんなのは二の次三の次。今まで一緒にいたはずのユニットのメンバーさえ、どこにいるのかさっぱり判らない。辺りからは、存在を確かめるように杖で床をつつく音や、狼狽しきった声が聞こえてくるのみ。声はすれども姿は見えず、ほんにお前は屁のように、といったところでしょうか。いやはや、他人どころか自分自身の手の位置足の位置すら判然としないのです。普段どれだけ自分の行動の把握が視覚に頼っていたか思い知らされるようです。
騒然としかかっているユニット一同ですが、先導するソネちゃんのかわいらしくもよく通る声に、はっと意識を集中させます。

「みなさーん、私の声のするほうに歩いてきてくださーい。こちらに通路があって、左側には手すりもありまーす。ゆっくりきてくださいねー」

まるで迷える子羊を導く神の声。私が死んだらぜひともソネちゃんの声で天まで召されたいですね。
それはともかく、ユニット一同おっかなびっくり杖で足元を必要以上に確認しながら、そしてかざした左手で周囲の人にタッチしながら声のする方へ足を進めます。ちなみに私は最後尾、その前がM君です。先頭は家族連れで、その次にカップル、M君の前が独りの女性でした。

ここから、確か五箇所の擬似空間を通ったように思います。もう一週間近くも前の話なもんで、細部の記憶が曖昧になっちゃってます。もし抜けてるものがあったらごめんしてやって。
以上言い訳。

短い通路を抜けると、まずそこに在ったのは枯れ草(落ち葉?)が敷き詰められ、植物が植えられている「空間その1 森」です。
先にも言ったように、まだ暗闇に足を踏み入れて数分、皆軽く恐慌状態です。他の人がどのくらいの距離にいるのか、周囲にはいったい何があるのか、ここはどんな空間なのか。疑問や興味より先に、恐怖が心に居座っていたことでしょう。そんな疑心暗鬼の私たちに、天使ソネちゃんが質問を投げかけます。

「みなさーん。今皆さんの足元にはなにがありますかー?」

その声で初めて、周囲の環境に気を配るという意識が顔を出した一同。足踏みして地面を踏みしめるなり、杖であたりを探るなり、あるいはしゃがんで直接触ってみるなりで、皆それを確かめようとしました。

「んっ?これは……」、「草?いや、葉っぱ?」、「なんか植物の匂いがするような」

などなど、思い思いに推理をする面々。皆のあげる声やソネちゃんのヒント、さらにはそれらを勘案した上で再び周囲を探ってみると、なるほど、どうやらここは森を模した空間であるようです。
まあびっくりするのは、「ここは森である」と脳内認識が行われた途端、何か見える訳はないのにそこに自分なりに風景を描いているんです。ある種、自分の理想の森がそこに現出してるんですね。そこがどんな森であるか確証が一切ないがゆえに、どんな森でも自由に当てはめられる。ここから先全ての空間に言えることですが、そこには人の数だけ異なる空間が広がっていたことでしょう。いわば心象風景の世界を旅してるようなもんですからね。九人が同時に一つの空間内にいながら、同時に九つの空間が存在しているわけです。お、俺ちょっといいこと言ったかも。そうでもないか。
私の脳内「森」は、西洋の物語風の森で、小人が森の木陰でドンジャラホイの中世ヨーロッパ。奥まで探せば白雪姫がいそうな森。といっておけばイメージを共有してもらえるのではないでしょうか。
同行のM君にも、M君なりの森がそこには在ったはずです。彼の脳内にはどんな森が描かれていたのでしょうか。元首相じゃないことを祈るばかりです。

皆の脳裏に森イメージがふくらみ、あたりの木を触ったり、どこからか聞こえる水の流れる音に耳を澄ませたり、漂う緑の匂いを感じ取ったりしてるところで、聖ソネが次なる行動の指示を下されました。

「みなさーん、先へ進みますが、今度は丸太橋を渡ってもらいまーす。今私のいるところが橋になっていまーす。注意してわたってくださいねー」

どこにいるかわかんねーよ!とユニット一同心の中で突っ込んだことでしょう。たぶん私は口に出していたと思います。
丸太橋って。橋ってことは下は川なのか。水が流れているのか。おいおい落ちたらどうすんだよ。
心の中に渦巻く恐怖と疑念は、第一歩を尻込みするという形で如実に現れています。福本伸行よろしくざわざわした空気が流れていました。まあいつまでもそこにとどまっているわけにもいかず、先頭の家族連れが足を踏み出したようです。と、

ずる、キャッ、どたっ、ぱしゃーん

明らかに女性がバランスを崩して橋から足を滑らし川の中へ足を突っ込んだであろう音が響きました。どうやら家族連れの母親が、橋の位置を誤り転んでしまったようです。幸い大事はないようで、ソネちゃんの「だいじょぶですかー?」の声にも問題なく反応していました。少し緊張がほぐれてきた皆の心に余計な負荷をかけた彼女。やはり太りすぎはよくないようです。
戦々恐々橋を渡るメンバー、先を行くM君も誤ることなく橋に足をかけ、後方の私に指示を出してくれます。ようやく足をかける最後尾の私。
ところで、私の中で丸太橋といえば、丸太を横にした形で並んでいるもの(つり橋のような形)なのですが、そこにあった橋は、縦向きに横たわった丸太が横に並んでいるもの(切断面が左右ではなく前後に向いている形)でした。これには意表を突かれた私。うっかりみんなとは違う方向から進んでいたのではないかと勘ぐったほどです。まあ実際違ったところで確かめる術はないんですけど。

なんとか全員橋を渡り終えると、次に広がっていたのはまた別の空間です。

「みなさーん、ここはどんなところだと思いますかー?」

その声を受けて、再び周囲を探り出す私たち。足元には枯れたような草、声の反響からして妙に広く感じる空間、流れる風とそれにのっている草の匂い、周囲には木製の柵。さては……

「そう。ここは牧草地です」

「空間2 牧草地」に到着です。
先ほどとは空間のありようが違うのが容易にわかります。他の人たちも「さっきと全然違うねー」などと言っています。ここが牧草地だと認識した瞬間、暗闇にも関わらず、私の脳内には青空が広がりましたよ。青い空(これとは無関係)、白い雲、吹き抜ける風、遠くに見えるサイロ。夏の北海道ですね。行ったことないけど。
ここでソネちゃんが「しばらく自由行動にしまーす」などとたわけたことを言ったのですが、私は思わず寝転んでしまいました。岩城みたいな葉っぱをくわえたかったところです。実際はせいぜい体育館ほどの大きさなのでしょうが、本当に牧草地に寝っ転がっているかのような錯覚に襲われました。イメージに補われるところも大きいのでしょうが、空間を作ったスタッフにも頭が下がる思いです。
他の面々もあちこち歩き回ったり(おそらく数メートル四方をうろうろしていたくらいでしょうが)、柵の向こうを手を伸ばして探ってみたり、話をしたりと、思い思いの牧草地を満喫していたようです。

さてさて、今までは暗闇の中の自然を体験してきたわけですが、次のステージは趣向が変わり、暗闇の中の日常世界を体験することになります。

ということで、次回を乞うご期待。
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by yamada-07 | 2006-09-05 02:51 | 日記

頭に三ツ星

なんとか今月15日付で、ジョブ「だいがくせい」をマスターできそうだ。

「だいがくいんせい」にクラスアップできるかどうかはまだわからない。

というか、「すっぴん」にジョブチェンジしてもおかしくはない。

まあ向こう半年「すっぴん」は確定なのだが。

「りゅうきし」にでもなってジャンプしてようかな。
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by yamada-07 | 2006-09-05 00:29 | 日記

いってきたよ

数日前の話になりますが、Dialog in the Dark というイベントにもやしドラゴンこと隣の糸瓜野郎Mといってきました。
詳しくはこちらのサイトを参照してほしいのですが、かいつまんで言えば、「暗闇の中で視覚以外の感覚を研ぎ澄ませ、それを体感する」てなものです。
暗闇、と聞いて普通に想像するような暗闇ではありません。真夜中の山奥とか、電気を消して目をつぶるとか、そんなレベルじゃないんですよ。自分の手を目の前にかざしてひらひらさせても全く判らない、完全無欠にして空前絶後、驚天動地にして傍若無人、起承転結落書無用といったほどに真っ暗闇です。日常で生活している分にはまず間違いなく体験することのない暗闇でしょう。おそらくあの空間に入った途端私が素っ裸になって、出る直前にまた服を着なおしても誰も気づくことはなかったに違いありません。
これだけ書けば、無明の世界についていくばくかの想像もできましょうが、実際に体験してみるとその想像の斜め上を行くこと請け合いです。

今改めて上のサイトを見てみましたが、意外と不親切な書き方してますね。ネタバレ注意的なところが強いのかもしれませんが、これだけでは今ひとつピンとこないと思います。
てことで、当日の動きを感想を交えつつ書かせていただきます。ネタバレ注意ではありますけど、ばれてもあまり関係なのがこのイベントの偉大なところ。なので躊躇なく書こうと思います。

会場は外苑前駅近くの梅窓院祖師堂ホール。そこのホールを借り切って、イベントの空間を作ってあります。このイベント以外でこのホールに行ったことがないので、実際の広さはよくわかりません。小学校の体育館くらいはあると思うんですけどね。ちなみにこの梅窓院、浄土宗のお寺のようです。ずいぶんモダンな建築物が作られているようで。
閑話休題。建物の内部(ホールの外側)は、間接照明のような薄暗い明かりでぼんやりと満たされています。イベントの内容ゆえの配慮でしょう、皓々と照らされていてはイベント後に眼をやられかねません。雰囲気ってものもありますしね。
イベントを同時に体験(行動)するのは、最大十人のユニット(ちなみに私のときは八人)。そしてそこにアテンドと呼ばれる添乗員が付き添ってくれます。視界の効かない真っ暗闇の中で誰が案内できるのだという疑問もあるでしょうが、実はこのアテンド、全盲の人なんです。全盲の人にとっては、そこが真っ暗闇だろうが真夏の太陽の下だろうが関係ありません。話は前後しますが、アテンドにとってはイベント中の私たちのあたふたぶりひどく微笑ましく映っていたことでしょう。いや映ってはいないんだけど。
アテンド、というか全盲の人の空間把握能力にまず驚いたのは、イベント開始前、建物内の椅子で始まりを待っていた時でした。開始を心待ちにしながらMと話をしていると、我々の横をすたすたとアテンドが通っていきました(アテンド以外のスタッフも勿論いますが、アテンドは視覚障害者用の杖を持っているので区別ができます)。ちなみにその建物の通路には、タイルの床の上に路上の視覚障害者用パネルよろしく絨毯状の布が敷かれています。アテンドの人用ですよね。これは当然の措置でしょうが、びっくりしたのは、そのアテンドの人が絨毯の上を歩かず、それどころか、通路を曲がる時さえ絨毯に足をかけずに進路を変えたのです。「ああ、これは住んでいる世界が本当に違うのだな」と思い知らされましたね。
それをMに話し盛り上がっていると、私たちのユニットの時間となりました。スタッフが声を上げ参加者を呼び(妙にレトロ)、集まる八人。それからホール内部に連れられるんですが、内側に足を踏み入れる前に、小部屋を二つ挟みます。最初の部屋で、完全な暗闇であるホール内で必要な白杖の貸与、使用説明をされます。一般的な杖の使い方とは異なり、直径3cmほどの杖の先端を鉛筆の要領で軽く握り、下側の先端で地面をを突いたり撫でたりすることで足元がどうなっているのか感じながら歩を進めていきます。別に歩行そのものの補助ではないんですね。ちなみに杖を持っていない方の手は、甲を外側に向け、顔の前にかざしておきます。こうしておけばなにか障害物があっても直接顔にはぶつからないですみますね☆
この時点で既に部屋の光量は落とされていますが、次の小部屋でさらにもう一段階光量を落とされます。普段なら、この時点で暗闇と言ってもいいレベルでしょう。怪談が問題なくできる暗さです。
この二つ目の小部屋で、私たちのユニットを案内してくれるアテンドが初めて登場しました。その名も「ソネちゃん」。本人曰く「ソネさんと呼ばれても返事はしないので注意してくださいね☆」だそうな。ちなみにこのソネちゃん、とてつもなく声がかわいいです。暗闇の中でのアテンドという性質上、声質が良い方がいいというのは理解できますが、それにしてもこの人選は見事。スタッフの連中に拍手を送りたいですね。よくソネちゃんをみつけてきた、と。
ま、それはともかく、アテンドの紹介、それに伴いユニット内での自己紹介がされました。ユニットの内訳は
・夫婦と男児の三人連れ(三人ともやたら太っていた。子供の成長に血と環境は重要なんだなと強く認識)
・おそらくカップルの男女二人
・40歳前くらいの女性
・もやしドラゴンとベテラン若手芸人(Mと山田)
の八人でした。
非常に恥ずいことに、自己紹介とともに、イベントでの行動中自分がどのように呼ばれたいかを申告する必要がありました。いや、それ事態は恥ずかしいことではないんですが、他の参加者が軒並み「けろりん」だの「お父さん」だの、いい大人が初対面の人間の前で素面で口走るには赤面ものの愛称を言っていたんです。あれには甘ひき。結局私は素直に自分の苗字を呼び捨てで呼んでもらうように言いました。本名を名乗ったあとに「山田と呼んでください」は、あまりにも美味しすぎたために躊躇してしまい、結局チキってしまいました。ああ、もう少し勇気があればあの一団に不理解の空気をもたらせたものを。ちなみにそのときMがなんと言ったか、俺は忘れる気はないぞ。
自己紹介も終り、緊張をほぐすために大声を出し(ソネちゃんの名前を呼んだりね)、事前にやるべきことは全て終えました。さあ、あとはその扉をくぐればDialog in the Dark 、四感の息づく暗闇の世界の始まりです。いってきますのアテンドの声と、いってらしゃいのスタッフの声に挟まれて、私たちは無明のホールに足を踏み入れました。


疲れたんで今日はここまでです。なるべく早く次を書きますのでしばしお待ちを。俺の記憶も段々あやふやになってしまいますしね。
それではみなさん、あでゅー。
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by yamada-07 | 2006-09-04 01:57 | 日記