by yamada-07
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漫画ナツ100

こちらの企画に参加させていただいています。
【暑い夏を】 漫画ナツ100 【熱い夏へ】

・以下の順番は出版社ごと、掲載雑誌ごとにまとめてありますが、面白さ、お薦め度等とリンクしているわけではありません。基本的に思いついた順です。

・各作品に一言添えてありますが、リンクになっているものは、私が書いたレビューへ飛びます。「過去記事」は文字通り過去に書いたもの、「別記事」は一言では語りたくない作品のために、今回改めて記事を作りました。



001 レベルE/冨樫義博/集英社
別記事参照

002 てんで性悪キューピッド/冨樫義博/集英社
・お世話になりました(性的な意味で)。近くのラーメン屋に行った時の一番の楽しみがこのコミックスでした。

003 かおす寒鰤屋/大河原遁/集英社
・現在「王様の仕立て屋」連載中の遁先生の初連載。このからノリは変わっていない。ちなみに私は遁先生と同郷で同窓です。

004 奴の名はMARIA/道元むねのり/集英社
・まだ性に寛容だった時代のジャンプ作品。最後の無理矢理感溢れる打ち切りへのまとめ方が残念でならない。

005 天外君の華麗なる悩み/真倉翔/集英社
・今回調べて、初めて真倉先生の作品だと知りました。とすると、あの先生のハーレム好き、女好きはこのころから如実に見られたわけで。

006 魔神冒険譚ランプ・ランプ/小畑健/集英社
・「ドゴーンパンチ!」。こういう一人一能系の設定が好きです。

007 NINKU -忍空-/桐山光侍/集英社
・あの主人公の造形は素敵過ぎる。

008 瑪羅門の家族/宮下あきら/集英社
・「瑪・羅・門!!」「魔・修・羅!!」

009 究極!!変態仮面/あんど慶周/集英社
・「それは私のおいなりさんだ!」。確実に少年誌の限界の向こう側です。

010 CHIBI-チビ-/高橋陽一/集英社
・なぜか印象に残っている、高橋先生の打ち切りボクシング漫画。「K.Oマサトメ」も短命で打ち切りだったなぁ。

011 ひかる!チャチャチャ!!/みのもけんじ/集英社
・最初に触れた柔道作品。「YAWARA」でも「帯ギュ」でもなくこの「アイトーアイトーです。

012 HARELUYA/梅沢春人/集英社
・「BOY」の前身。そういや「BOY」はジャンプでは珍しいヤンキー漫画だったのだなぁ。

013 PSYCHO+/藤崎竜/集英社
・打ち切りだったのか、もともとあのくらいの構成だったのかはわからないけど、たぶんあれで適正サイズだったのだろう。「還ってくる主人公」という最終回が好きです。

014 原色超人PAINTMAN/おおた文彦/集英社
・主人公のダメ人間ぶりが、短命を予見させました。当時のジャンプでは生き残りづらい設定だったな。

015 D・N・A2 何処かで失くしたあいつのアイツ/桂正和/集英社
・桂先生は至高のケツを描く。

016 地獄戦士魔王/刈部誠/集英社
・「地獄戦士」は「ヘルズウォーリアー」と読んでください。絵はかなり低年齢向けだったけど、ネタは好きだった。

017 惑星をつぐ者/戸田尚伸/集英社
・「スパイラルナイフ!」

018 セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん/うすた京介/集英社
・「一世を風靡した」という惹句がこれほど似合うギャグ漫画もあるまい。

019 WILD HALF/浅美裕子/集英社
・今から考えると、腐女子が喜びそうな作品だな。

020 幕張/木多康昭/集英社
・ジャンプの反逆児だった木多先生。今はヤンマガで反逆児です。

021 魔女娘ViVian/高橋ゆたか/集英社
・高橋先生は、今はエロ漫画家やってる(やってた)ようですね。「ボン坂」が好きだったけど、あれは全12巻なので泣く泣く除外。

022 仏ゾーン/武井宏之/集英社
・ジゾウアタックの威力はすごい。抱腹絶倒的な意味で。

023 王様はロバ ハッタリ帝国の逆襲/なにわ小吉/集英社
・鬼才。奇才。その才能と比して一般的な知名度が低いのが悔やまれる。

024 MIND ASSASSIN/かずはじめ/集英社
・女性教師が教え子にレイプされる話が今でもトラウマです。実はかなりの鬱漫画だと思う。

025 密リターンズ!/八神健/集英社
・編集のテコ入れが悪いほうに転がりまくっていった例。バトル物の柳の下に、泥鰌は何匹もいないだろう。

026 3年奇面組/新沢基栄/集英社
・記憶の中で、一番最初に腹を抱えて笑った漫画。奇面フラッシュは殺人的。

027 プレイボール(文庫)/ちばあきお/集英社
・色々と理不尽な点は、当時のおおらかさゆえか。面白いけど、野球はそんなに甘くはないよな。

028 人形草紙あやつり左近/小畑健/集英社
・マガジンの金田一、サンデーのコナンに加えて、ジャンプのあやつり左近、と並び立たなかったのは、無理にホラー要素に寄ってしまったからでしょうか。

029 心理捜査官 草薙葵/月島薫/集英社
・ネコ口。プロファルと言う単語はこの漫画から学びました。

030 COOL - RENTAL BODY GUARD -/許斐剛/集英社
・COOL!COOL!COOL!

031 元気やでっ/山本純二/集英社
・個人的には少年ジャンプ史上最大の鬱漫画。悲しいとか辛いとかじゃなくて鬱。

032 おっとり捜査/小手川ゆあ/集英社
・もっとエロがあるかと思ったらそんなでもなかった漫画。青年誌なんだからもっと頑張って欲しかった。

033 死刑囚042/小手川ゆあ/集英社
・約束された死なんて設定は陳腐になりがちだけど、きっちりと物語を丁寧に描いているから胡散臭くならない。重いけど爽やかさもあるいい作品。

034 銃夢/木城ゆきと/集英社
・「ぬぅん、トランスアキシャル面切断!」。改めて読み返すとかなり動乱のストーリーだな。

035 爆骨少女ギリギリぷりん/柴山薫/集英社
・お世話になりました(性的な意味で)。

036 天使なんかじゃない/矢沢あい/集英社
・世のジャリどもは、「NANA」を読むぐらいならこの作品を読むべき。矢沢あい出世作にして最高傑作。マミリンかわいいよマミリン。

037 ご近所物語/矢沢あい/集英社
・これを読む十代前半の人間は、芸術畑の将来に憧れることでしょう。私ももちろんそんな一人でした。

038 G戦場ヘブンズドア/日本橋ヨヲコ/小学館
別記事参照

039 アニキ/たくまる圭/小学館
過去記事参照

040 パイナップルARMY/浦沢直樹/小学館
・結局一番初めのお話が、時系列的には一番最後のお話ってことでいいんでしょうか。
浦沢作品には多くの素敵知識をもらいましたが、あんだけぽこぽこ人死にがでていいものかと疑問に思ったりもする。

041 ぼくんち/西原理恵子/小学館
過去記事参照

042 邪眼は月輪に飛ぶ/藤田和日郎/小学館
・ジュビロ先生初の青年誌連載。これと後述の「スプリンガルド」を経て、絵や構図に深みが増したと思います。

043 暁の歌/藤田和日郎/小学館
・今読み返してみると、「月光条例」につながる「やりたいこと」はこの頃からあったのだと感じられます。

・友人の家にて、「寄生獣」より先にこちらに触れました。中二の頃かしら。妙にぞくぞくしながら読んだのを覚えています。全く関係ないけど、その友人のおかげで本格的にイエモンを好きになったのもこの頃です。

044 MISTERジパング/椎名高志/小学館
・一般受けするかしないかが妙にくっきりしてしまう椎名先生。のしなかった方の作品。思うに、ある程度一話完結できる構成のストーリーのほうが、椎名先生の持ち味が活かせるんじゃないでしょうか。椎名先生は短編の名手ですから。

045 七夕の国/岩明均/小学館
・友人の家にて、「寄生獣」より先にこちらに触れました。中二の頃かしら。妙にぞくぞくしながら読んだのを覚えています。全く関係ないけど、その友人のおかげで本格的にイエモンを好きになったのもこの頃です
046 KYO/皆川亮二/小学館
・理系推理物。なんで短命で終わっちゃったんだろ。

047 漂流教室(文庫)/楳図かずお/小学館
・「ロングラブレター」は間違いなく楳図先生への侮辱。あんな改悪をするぐらいなら、初めから映像化しようなどと考えるべきではない。「ドラゴンヘッド」もそうだが、漫画原作サバイバル物の実写化は黒歴史が多すぎる。原作は反吐が出そうになるほどの怪作。無論いい意味で。

048 育ってダーリン!!/久米田康治/小学館
・毒がない作品だったなぁ。

049 神戸在住/木村紺/講談社
過去記事参照

050 ラブロマ/とよ田みのる/講談社
別記事参照

051 FLIP-FLOP/とよ田みのる/講談社
別記事参照

052 寄生獣/岩明均/講談社
過去記事参照

053 ヴァンデミエールの翼/鬼頭莫宏/講談社
別記事参照

054 プラネテス/幸村誠/講談社
過去記事参照。作者の幸村先生についてはこちらを参照。

055 黒博物館スプリンガルド/藤田和日郎/講談社
・キュレーターさんかわいい。

056 東京トイボックス/うめ/講談社
過去記事参照。あと、この作品で、自分がオデコスキーであるということに気づきました。

057 プラスチック解体高校/日本橋ヨヲコ/講談社
・日本橋先生の初連載。迸る熱さと青臭さも、人気低迷の前には無力でした。回収し切れなかった伏線が無念。

058 極東学園天国/日本橋ヨヲコ/講談社
・日本橋先生二本目の連載。悲しいけど同上。でも、この二作品で溜めた思いが「G戦場」が昇華したと思えばやむなし。

059 今日の5の2/桜場コハル/講談社
・「みなみけ」の方が漫画の独自性は高いと思うのだが、世のロリコンどもにはこちらのほうが人気が高い様子。なお「みなみけ」についてはこちらを参照。

060 魔人 DEVIL/大暮維人/講談社
・話の完成度やキャラ立ちは非常にいいと思うのだけど二巻で終わり。ネタ(ギミック)切れだったのだろうか。デコッパかっこいいよデコッパ。

061 ヤマト猛る!/宮下英樹/講談社
・終盤に出てくる大和のあの技は実際にできるのだろうか。

062 妹は思春期/氏家ト全/講談社
・下ネタ4コマ。いい意味でひどい。中盤からのマンネリ化はある種の宿命だったか。

063 バジリスク 甲賀忍法帖/せがわまさき/講談社
・忍術っていいよね。刑部のストリーキングには笑った。

064 A・Iが止まらない!/赤松健/講談社
・お世話になりました(性的な意味で)。

065 MAYA 真夜中の少女/本島幸久/講談社
・お世話になりました(性的な意味で)。最終回が好き。

066 学校の怖い噂/亜樹直・ひきた美幸/講談社
・当時はかなり怖かったんだけど、今見るとむしろ滑稽なお化けたちの絵。歳をとったせいかな。

067 泣くようぐいす/木多康昭/講談社
・講談社に移籍した反逆児・木多先生。社会に反逆しすぎて、やっぱりあわれ打ち切り。木多先生の罵詈雑言のセンスが好きです。

068 無頼伝 涯/福本伸行/講談社
・人間学園の犬の部屋が衝撃的すぎる。

069 ひもろぎ守護神/緋采俊樹/秋田書店
・緋采先生には、人情話は余り絡めずにギャグで走ってもらいたいと思う私です。

070 頑張れ酢めし疑獄!!/施川ユウキ/秋田書店
・まだ先鋭的すぎたユウキ先生です。「サナギさん」でようやく時代に合わせてくれます。

071 もずく、ウォーキング!/施川ユウキ/秋田書店
過去記事参照

072 不安の種/中山昌亮/秋田書店
073 不安の種+/中山昌亮/秋田書店

過去記事参照

074 SCAPE-GOD/高遠るい/メディアワークス
・色々全開な高遠先生の作品。一冊分まとめるべく作られたテンポのいい展開が素敵。

075 あずまんが大王/あずまきよひこ/メディアワークス
・ご存知日常系ゆるギャグの金字塔。ただ、好みが分かれるのは事実かもしれない。

076 かみちゅ/鳴子ハナハル/メディアワークス
・ハナハル先生は絵が上手いなぁ。

077 ジャングルはいつもハレのちグゥ/金田一蓮十郎/スクエア・エニックス
・緋采先生と同じく、蓮十郎先生にもギャグで突き進んでほしいものです。あ、中村光先生も。

078 西洋骨董洋菓子店/よしながふみ/新書館
過去記事参照

079 translucent~彼女は半透明/岡本一広/メディアファクトリー
過去記事参照

080 アガペ -犯罪交渉人 一乗はるか-/石黒正数/メディアファクトリー
・石黒先生に原作つきはやめたほうがいいと思います。

081 サイコスタッフ/水上悟志/芳文社
・物語の収束の仕方は、前述の「PSYCHO+」に似てるところがあるのかな。水上先生についてはこちら参照。

082 ネムルバカ/石黒正数/徳間書店
過去記事参照。
こちらもあわせてどうぞ。

083 木造迷宮/アサミマート/徳間書店
・素足の描き方が上手い。女中さんていいよね。

084 B.B.JOKER/にざかな/白泉社
・少女誌に掲載されていた理由が絵柄以外にない素敵ギャグ漫画。

085 バビロンまで何マイル?/川原泉/白泉社
086 空の食欲魔人/川原泉/白泉社
087 甲子園の空に笑え/川原泉/白泉社
088 中国の壷/川原泉/白泉社
089 フロイト1/2/川原泉/白泉社

・短編集的な川原作品群。「銀のロマンティック……わはは」が一番好きです。独特の台詞回しは好き嫌いが分かれるかも知れぬが。

090 神童/さそうあきら/双葉社
・やっぱ漫画で音楽を表現するのは難しいなと思う。

091 僕の小規模な失敗/福満しげゆき/青林工藝社
・きつくて生半には読み返せない漫画の一つ。今の私の心では受け止め切れないところがある。ちなみに、他には井上雄彦先生の「リアル」と、下の「ブラッドハーレー」がそんな感じの作品。

092 ブラッドハーレーの馬車/沙村広明/太田出版
・思わずごめんなさいと言いたくなります。従兄弟はこれを寝起きに読んで一日を鬱色に過ごしました。

093 殻都市の夢/鬼頭莫宏/太田出版
・やっぱりごりごりと生(性)と死について描いてます。鬼頭先生についてはこちら参照。

094 アトモスフィア/西島大介/早川書房
・絶賛かボロクソか、これこそ真っ二つに評価が分かれる作品。これは問題作。私はまだ評価を下せていません。

095 世界の終わりの魔法使い/西島大介/河出書房新社
096 恋に落ちた悪魔 世界の終わりの魔法使いⅡ/西島大介/河出書房新社

・「ディエンビエンフー」は好きなんだけどな。メルヘンとメッセージの兼ね合いがいまひとつな気がしないでもない。

097 萌道/カラスヤサトシ/竹書房
・自虐系ギャグ漫画家カラスヤ先生には、これからも恥部を晒していって欲しいと思います。

098 バス走る。/佐原ミズ/新潮社
・絵が好き。幼女がかわいい。「マイガール」をもっと頻繁に描いてください。

099 恋ヶ窪ワークス/大森しんや/モーターマガジン社
・中学時代の、バイクが好きだった気持ちが蘇る。

100 天才ファミリー・カンパニー(スペシャル版)/二ノ宮知子/幻冬社
・面白くはあるんだけど、ようわからんっちゃわからん話でした。



ベスト10を挙げるなら、

001 レベルE
036 天使なんかじゃない
038 G戦場ヘブンズドア
041 ぼくんち
049 神戸在住
050 ラブロマ
051 FLIP-FLAP
054 プラネテス
078 西洋骨董洋菓子店
079 translucent ~彼女は半透明


です。この10作品は、このナツに是非読んでほしい。





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# by yamada-07 | 2008-08-10 04:37 | 青春の一ページ
“携帯メールの両手入力”は若さの証?

>携帯電話でメールする際の文字入力方法は「片手で入力」が76.7%、「両手」が22.9%だった。「両手」の割合は、男性の18.9%に対し女性は24.9%と女性の方が高く、年代別では40代が13.8%、30代が19.3%、20代が28.7%、10代が32.6%と若い年代ほど高くなっている。


このデータでは、「母集団最若年層の10代ですら2/3以上が片手でメールを打っている」と読み取るのがまっとうだと思うのだが、ここから「“携帯メールの両手入力”は若さの証?」という見出しをひねりだすには、もしこれが雲古ならば、向こう三日は濁流のような下痢を覚悟するレベルの下剤が必要だろう。 若さの証を謳うなら、10代と40代で比率がひっくり返るくらいは欲しいところだし、少なくとも若年層の過半数越えは必須かと。

これはいくらなんでも見出しとデータの乖離がひどいんジャマイカ。


グラフデータの文字の小ささは、データ上の圧倒的多数が片手入力だということを気づかせにくくするための苦肉の策なのではないかと邪推すらしてしまう。



まあね、片手打ちの話だけにね、片手落ちになってしまったということでね。ね。








【審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'







【だが断る】
     ハ,,ハ  .ハ,,ハ
  ハ,,ハ( ゚ω゚ )( ゚ω゚ ) ハ,,ハ
 ( ゚ω゚ ).ハ,,ハ) (.ハ,,ハ)( ゚ω゚ ) 
 | U ( ゚ω゚ )( ゚ω゚ ) .と ノ
  u-u (l    ) (   ノu-u
      `u-u' `u-u'





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# by yamada-07 | 2008-08-07 00:06 | 駄文

あの鐘を鳴らすのは誰だ

これができていると「女子力」が高いと思うことランキング(gooランキング)

おそらく回答者の母集団が若い女性であろうことから考えるに、非常に興味深い結果だ。

根本的に「女子力ってなんだよ」という問いをすっ飛ばしてなされているアンケートだが、その回答の大半が対他的なものでなく、対自的なものであるというのが、定義のない「女子力」というものを逆説的に定義づけているのかもしれない。

回答を抽象的に考えると、「女子力」とは、能力・技術ではなく、圧倒的に見てくれに対しての気配りであるようだ。早い話が、外面についてのこまごまとした注意点なのだろう。

能力・技術などではなく、見てくれのみに焦点をあてるなど、一昔前ならフェミニズム原理主義者たちが頭から湯気を出して怒りそうなものだが、とんとそういう反応を聞かない。
むしろ、そんなかつてのフェミニズム論者たちが、今現在幸せそうに見えないという事実こそが、このような方向性を加速付けていると思う。
誰の力も借りずに、ただ己の力量のみで世間を渡っていくというのは、よっぽど力のある人間でも大変だろうから、青息吐息の未婚30代、酒井順子言うところの「負け組」を見ている若い子達は、そりゃあ後に続きたいとは思わないだろう。

この結果、というよりは、このような概念の顕在化は、一般的な女子が幸せになるなら、能力・技術よりは見てくれに気を遣ったほうがより合理的である、という思考の帰結なんじゃなかろうか。
そして、それが当の若い女性から出てきているというのは、なによりも興味深いのだ。

なるほど、フェミニズムの弔鐘はもうきこえつつあるのかもしれない。
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# by yamada-07 | 2008-07-31 20:50 | 雑記

未来に生きる男たち

「大人の半ズボン」 オフィスでジャケットと合わせてショートパンツを着こなす男性たち…この夏注目のスタイルに?


ファッションは、突き詰めれば、それを着てる当人が周りの人間から許されるかどうかだと思うが、これが職場で許されるほど日本人は未来に住んでいないだろうし、プライベートで許されるほど他人に関心がないわけでもなかろう。

問題なのは「大人の半ズボン」ではなく、「ジャケットと合わせてショートパンツ」だ。そこに素足のローファーをあわせる破壊力は尋常じゃない。街中で見たらまず噴き出すだろうし、下手をすれば近場の人間を呼び出すレベル。
瞬発力と持続力を併せ持つ、高次元な笑いのインパクトだ。特に一枚目は鉄板。


そして、日本の夏に素足の革靴は、間違いなく水虫の温床。
もしかしたら、水虫業界の陰謀なのかもしれない。
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# by yamada-07 | 2008-07-29 22:12 | 駄文

少年誌盛衰

「昔はよかったね」とはいつの時代も言われる台詞ですが、今のジャンプに関しては確かにその通りではないかと思います。

巷でもよく言われることですが、昔のジャンプは掲載されている漫画に幅がありました。
私が本誌を読んでいた頃はいわゆるジャンプ黄金期で、「ドラゴンボール」、「スラムダンク」、「幽々白書」らが三本柱として屋台骨を支えていました。発行部数が600万部を越えたことの主要因はこの三作品だといっても過言ではないでしょう。

ですが、その脇を固めていた佳作たちの存在を忘れてはいけません。メインターゲットである子供たちのハートは確かにその三作品ががっちりキャッチしていましたが、当時はスーツを着ているいい歳した大人もジャンプを読んでいたものです。個人的には、いい大人が公共性の高い場所で漫画を読むのはいかがなことかと思っているクチですが、それはともかくとしても、老若男女を問わずにジャンプが読まれていたのは、三作品の力のみではないと思います。

Wikiを見れば当時の連載作品が載っていますが(1990年代前半連載開始作品)、「花の慶次 ―雲のかなたに―」、「瑪羅門の家族」、「ボンボン坂高校演劇部」(ちなみに私は、「部活物の漫画といえば?」という問いにまず思いついたのが「ボン坂」だった人間です)、「究極!!変態仮面」、「モンモンモン」、「珍遊記 -太郎と愉快な仲間たち-」、「こもれ陽の下で…」、「D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜」、「王様はロバ〜はったり帝国の逆襲〜」、さらにはその前からの連載である「ジョジョの奇妙な冒険」、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」など、男女はともかく老若に関しては幅広く受け入れられるような連載陣が揃っていたのです。

原哲夫先生や宮下あきらせんせいなどの劇画タッチがジャンプで連載していたなんて、平成生まれの人間にはにわかに信じがたいことかと思います。
そう、今の連載陣はかつてに比べて絵やストーリーの傾向がかなり似通っていると思うんですよ。
ざっくり言えば、どれもこれも非常に「かわいい」絵ですよね。より具体的に言えば、どの漫画のキャラもみな眼が大きいんです。

眼の大きさは、端的にかわいらしさの象徴です。少女漫画を見ればそれは一目瞭然で、「かわいいが正義」が錦の御旗として翩翻と翻っている「ちゃお」などは、もはや顔の半分が眼という畸形種が表紙を飾っていたりします。
かわいさを求める風潮が少年(男性)誌の領域にまで流入してきた結果、キャラの眼の巨大化です。

かわいさを求める、と書きましたが、それはとりもなおさず、内容以上にキャラの容姿に主眼が置かれるようになったということを意味します。それを今風の言葉で言えば、「萌え」ってことですが、その中身とは、(ポストモダンを気取りたがる人の言葉で言えば)キャラの効率的な消費です。とっつきやすいものをとっつきやすく作ってとっつきやすいままに市場に出し、それが飽きられる前に次なるとっつきやすいものをまた出す。その循環が「萌え」産業の構造であり、マクロな視点で持ってみれば、資本主義、グローバリズムの一つの必然なのです。

そのような漫画でジャンプが埋め尽くされているからといって、そうでない漫画が漫画界から駆逐されたかといえばそうではありません。ヤングジャンプ、ビジネスジャンプ、スーパージャンプなどのより年齢層の高い雑誌に、非「萌え」漫画は移っていったのです。
その最たる例が、少年ジャンプで連載していながらも現在はスーパージャンプで連載している荒木先生でしょう。かつてのテイストでは現在のジャンプの毛色とは余りにもかけ離れ、本人の希望か編集部の意向かはわかりませんが、めでたく移籍しての連載となりました。

それと真逆であるのが「こち亀」でしょう。ま、すでに30年を越える超長期連載ですから、途中でいくらかの路線変更があるのはある種の必然ではありますが、「こち亀」は時代時代の流行(メイン、サブを問わず)を貪欲に取り入れその存在を保っています。現在の「こち亀」も、今のジャンプの風潮を受け入れ、それに沿った絵柄、ストーリー展開になっています。これは融通無碍というべきか、プリンシプルの欠如というべきか判断に迷うところではありますが、プロの姿ではあります(個人的には50~80巻あたりが一番好きなんですけどね。絵の書き込みと、話のはちゃめちゃさと、人情話のバランスには、今読んでも腹を抱えながらもほろりとさせられます)。

雑誌が目指す読者層のために、あるものは出て行き、あるものは残り、作家の取捨選択を経て作られているのが今のジャンプです。かつてのジャンプにはあった掲載漫画のグラデーションは今では殆どなくなってしまいました。その差は、日本の虹とシベリアのある部族のそれとの差どころではないでしょう。

ただでさえ少子化云々言われているところで、読者層を絞れば発行部数が落ちるのは必然です。
かつての黄金期からの凋落は、相次いで連載を終了した「ドラゴンボール」と「スラムダンク」に因るところが大きいようですが、なんとかその歯止めをかけようとした編集部の思惑は、それ以降の連載開始作品、デビュー作家の顔ぶれを見ればなんとなくつかめます。明らかにその絵柄は、現在の状況に通じる「かわいい」ものばかりで(「ワンピース」、「封神演義」、「HUNTER×HUNTER」などが看板作品となって、それ以外のギャグメインや、かわいげに欠ける絵柄の作品は長期連載になることなく連載を終えています)、森田まさのり先生の「ROOKIES」がほぼ唯一の例外といっていいでしょう。
つまり、三本柱の終了で離れていった(と編集部が考えた)子供(誤解を恐れずに言えば、女子供)をなんとか連れ戻そうという考えの下で、当時の連載開始作品は方向性が付けられ、連載中の作品でさえテコ入れの憂き目に遭ったりしています。そして、それが激化したために、掲載作品は一様に「かわいい」絵柄になってしまったのです。二匹目の泥鰌を追いすぎた編集部の勇み足、といったところでしょうか。

ジャンプに限らず、少年誌はどこも「かわいい」絵柄の漫画に埋め尽くされかけています(例外として、勇猛果敢なチャンピオンがいますが)。それは結局は、縮小し続けているマーケット内で顧客の獲得に躍起になっているという状況になってしまっています。
厳密なゼロサムゲームではないので、顧客の重複は十分にありえる話ですが、それはどちらかといえば経済力に余裕のある大人にこそ言えるものです。各誌とも、発行部数の増加を目論むなら、掲載漫画の年齢層の幅の拡張をすべきではないでしょうか。


世の中が みんな黄色というのなら あほうになって 白を買うべし


最後の相場師・是川銀蔵の名言で以って、論の結びとしたいと思います。






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# by yamada-07 | 2008-07-17 20:49 | 雑記